インハウスデザイナーが印刷スキルアップのために作った子どもの成長記録冊子の制作体験談

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なぜ子どもの成長記録冊子を作ったのか?

1歳の時は、家族写真を撮ったけど、それ以降記録として残せるようなしっかりとした写真を撮っていないことに気が付きました。

何か特別なイベントはできないけれど、子供の事を記録に残しておきたいと思いました。また祖父母にも普段のお礼として何か渡せる形で残したいなと思ったのが作ろうと思ったきっかけです。

また、もう一つ理由があって、印刷スキルアップにも挑戦したかったんです。普段インハウスデザイナーとして働いていますが、印刷まわりは正直苦手…。

印刷系の事を聞かれたら、うまく答える自信がない・・・!

「用紙の選び方って?」「RGBとCMYKの違いは?」「入稿の仕方ってどうすればいいの?」など、印刷の基礎知識を実践を通してで学んでみたいと思いました。

さっそくですが、今回利用したのは、プリントパックというネット印刷サービス。CMでご存じの方も多いのではないでしょうか?安くて分かりやすく、入稿ガイドも丁寧なので初心者でも安心です。

完成した冊子はこんな感じです!

冊子制作で学んだ印刷の基礎知識

今回利用したのは、プリントパックというネット印刷サービス。価格も分かりやすく、データの入稿ガイドも丁寧だったので、初心者でも安心でした。

また今回は、勉強のために入稿するので、印刷の最低枚数が少ない印刷会社を選ぶ必要がありました。
プリントパックでは、チラシであれば最低10部から注文できることが分かりました!

冊子っぽくしたかったので、さらにその中から、A4サイズの巻き三つ折りで作ることに決定!
実際に調べていくと、印刷にはいろんな知識が必要だと実感。特に学びが大きかったのは、このあたりです。

用紙の種類や厚さ

紙って、こんなに種類があるんだ!と驚きました。コート紙、マット紙、上質紙…今回は写真をきれいに見せたかったので、光沢のあるコート紙を選びました。厚さは110kgをチョイス。手に取ったときのしっかり感がちょうどよかったです。

紙の種類がよく分からないという方には、プリントパックで注文できる無料のサンプルがおすすめです!実際に手にすることで、違いを実感できますし、社内で提案するときに伝えやすいです!

RGBとCMYKの違い

WebデザインではRGBですが、印刷はCMYK。

印刷物ですので、イラレもフォトショも必ずCMYKになっていることを確認することを忘れずに…!普段Web関連のデザインをやっていると結構な頻度でカラーモードの変更を忘れます!必ず作り始める前に確認しましょう。

Adobeソフトであれば、必ずここをチェック!

今作成しているデータが、RGBなのかCMYKなのかは黄色い枠の部分を確認してみてください。

アウトライン化 & 元のデータを残す事を忘れずに!

文字化けを防ぐために、アウトライン化を必ずしましょう!

ただし、一度アウトライン化すると、文字の編集はできなくなります。必ずアウトラインをかける前のデータを残しておきましょう。ファイル名は【○○○_ol化】など、分かりやすくすると入稿時の間違いも防げます。

実際に作ってみて得られた印刷スキルの効果

社内での印刷物制作がスムーズになった!

どのような流れで作ればよいかを一度経験しているので、会社で依頼があったときも納期に焦ることなく入稿作業を進めることができました。

あまり時間をかけすぎずに対応することで、社内の人からも安心感を持ってもらえました。

印刷物初心者がスキルを高めるための3つのポイント

名刺やポストカードなど小さめのものから始める

本やネットで調べるだけじゃ、なかなか身につきません。まずは名刺やポストカードなど、小さなものから挑戦するのもいいと思います!

個人の制作は気楽で楽しんで作れる!

私は「子どもの成長記録」というテーマだったので、やる気も長続きしました。仕事以外でまずは作ると、気持ち的にラクでおすすめです。

テンプレを使おう!

プリントパックのテンプレートが便利です!初めての人は、テンプレートを使うと失敗が減ります。私もプリントパックで注文するときは必ずテンプレをダウンロードしてから作業しています。

印刷の知識ちょっぴり増えました!💪

印刷って難しそう…と思っていたけど、やってみるとすごく楽しかったです。
今回の成長記録冊子は、私にとって「思い出を形に残す」という目的と、「スキルアップ」という一石二鳥のチャレンジでした。

もし「印刷スキルを身につけたいな」と思っているなら、ぜひ自分の好きなテーマで小さなプロジェクトを始めてみてください。きっと楽しみながら学べますよ!

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