Webデザイナーを挫折した私が「インハウスデザイナー」という道を見つけるまで

wevデザイナーを諦めた、挫折した話とそのあとの話 仕事・転職

はじめに

「Webデザインに興味があって勉強を始めたけれど、現場でうまくいかずに挫折してしまった…」
そんな経験をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか?まさに私がそう!

私は未経験からオンラインスクールでWebデザインを学び、転職もしましたが、最初の現場で大きくつまずいてしまいました…自信は喪失するし、勉強したことは無駄だったのかなとショックでしたし、これからについて悩みました。
でも、そこで終わらせなかったからこそ、「自分に合ったデザインの仕事」と出会うことができました。

この記事では、私がWebデザイナーに挫折しながらもインハウスデザイナーという道を見つけ、今に至るまでのお話です。

Webデザインを学び始めた理由

もともと絵を描いたり、何かを作ることが好きだった私は、
「自分の好きなことを仕事にしたい」と思い、28歳でWebデザインの勉強を始めました。

オンラインスクール(テックアカデミー)に申し込み、HTMLやCSS、Photoshopなどを一通り学習。
課題をこなすたびに「少しずつできるようになってるかも!」と前向きになっていたのを覚えています。

でも、現場は全然ちがった…🤦‍♀️

スクール修了後、ようやく採用されたWebデザイナーの仕事。
ただし、そこは先輩がいない現場で、いきなり一人でコーディング業務を任される環境でした。

疑問があってもすぐに聞けず、調べても分からず、どんどん自信をなくしていきました。
特に、CSSのバグやレイアウト崩れに苦しんで、気づけばパソコンの前で何時間も固まる毎日…。

「私、向いてないかも…」と思い始めた私は、わずか数か月で退職という道を選びました。

Webデザイナーの現場で自信をなくす女性

それでも「デザインの仕事がしたい」と思った

不思議なもので、「Webデザインに向いてない」と思っても、
「デザインそのもの」は諦めきれませんでした。

「他にどんなデザインの仕事があるんだろう?」と調べていると、
見つけたのが「インハウスデザイナー(社内デザイナー)」という働き方。

PhotoshopやIllustratorが使えればOKという求人も多く、
「これならできるかも」と思い、時給が低くてもとにかく経験を積もうと応募してみることにしました。

インハウスデザイナーとの出会い

最初はアルバイトからのスタートでした。
社内用のチラシのデザイン、ちょっとしたHPの更新など、小さな仕事をコツコツこなす毎日。
事務と兼任ということで、デザインには直接関われない仕事もたくさんありました。

でも、誰かに直接「ありがとう」と言ってもらえる機会が多くて、
自分のデザインが誰かの役に立っていると実感できたのが、何より嬉しかったです。

「これは自分に向いているかもしれない」
そう思ったのは、このインハウスの環境に出会ってからです。

インハウスデザイナーのメリットとデメリット

ここで少し、実際に働いて感じた「良いところ」と「大変なところ」を紹介します。

  • 社内の人と直接やりとりでき、感謝されることが多い
  • 案件の流れが把握しやすく、責任感を持てる
  • 安定した働き方ができる
  • 社内にデザインのプロがいないこともあり、スキルアップは自分次第
  • フィードバックが曖昧で「なんとなく変えて」と言われることも
  • 時には非デザイン業務(庶務など)を任されることもある

今では、インハウスデザイナーとして働いています

挫折して、落ち込んで、自分に向いていないと思ったWebデザインの仕事。
でも、そこで一度立ち止まったからこそ、私に合った「もうひとつの道」に出会うことができました。

今では、インハウスデザイナーという働き方に絞って転職を重ね、
やっと「自分の強み」が活かせる場所で楽しく働けるようになっています。

インハウスデザイナーという仕事に出会えて嬉しい女性

同じように悩んでいる方へ

もし、今「Webデザイン向いてないかも…」と悩んでいる人がいたら、
それは失敗ではなく、“別の選択肢”を探すチャンスかもしれません。

「好きだけど向いてない」
「やりたいけどつらい」
その気持ちは決して無駄じゃなかったと今では思えます。

自己肯定感などほぼ無く、私にはどの仕事も向いていないのだと、ネガティブな日々もたくさん過ごしましたが、遠回りをしたからこそ、自分に合う働き方が見つけられたと思っています。

今もし、過去の私と同じように悩んでいる人がいたら、
「大丈夫、自分に合う道は必ずあるよ」と伝えたいです。


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