インハウスデザイナーのスキル不足、不安を乗り越えるヒント
インハウスデザイナーとして働く中で、「自分のデザインスキルに自信が持てない」「もっと成長したいのに、思うように伸びていない」と感じることはありませんか?
実は、これは現在進行形で私自身がずっと抱えている悩みです。特に、私の職場にはデザイナーの先輩がいないため、手探りで仕事を進めることが多く、「このままで大丈夫かな?」と不安になることもよくあります。

もしかして私のデザインスキルものすごい低いのかも・・・
でも最近気づいたのは、インハウスデザイナーに必要なのは「デザインの技術」だけではないということ。マーケティングや印刷の知識を少しずつ身につけることで、デザイン以外の部分でも価値を発揮できると感じています。
この記事では、私が「これは大事だ!」と感じている、マーケティングや印刷の知識について、その必要性や学び方をシェアします。どれも今日から実践できることばかりなので、ぜひ一緒に取り入れていきましょう。
そもそも、なぜインハウスデザイナーはマーケティング知識が必要なのか?
インハウスデザイナーは、社内のブランド強化や売上アップに直接関わる立場です。ただ「見た目がきれいなデザイン」を作るだけでなく、「成果につながるデザイン」を考えることが求められます。
私も最初は「とにかくデザインを頑張ろう!」と思っていましたが、実際のところデザインだけでは限界があります。そこで必要になるのがマーケティングの視点。
ターゲットのニーズや行動を理解して提案できると、デザインに説得力が生まれ、社内での会話もスムーズになります。
例えば、

このキャッチコピーならターゲットに響きやすいですよ✨
と理由を添えて説明できるだけで、企画や営業の人とも話が進みやすくなります。私もまだ勉強中ですが、確実に力になると感じています。
印刷の知識が評価アップに直結する理由
インハウスデザイナーは、Webだけでなく紙のチラシやパンフレットなどの制作も任されることがあります。私も最初は印刷について何も知らず、入稿作業で何度もミスをしました…😭
でも、印刷の基本知識を押さえると、仕上がりのクオリティが大きく変わりますし、印刷ミスも防げます。
例えば、紙の種類や加工方法を提案できるだけで、社内から「詳しいね」と思ってもらえることも。専門家ではなくても、基本を知っているだけで信頼度がグッと上がります。
マーケティングと印刷、私が実際にやっている学び
社内に先輩デザイナーがいないので、私は本や実践を通じて少しずつ学んでいます。特別な方法ではありませんが、読みやすい本を選んだりと続けられる工夫をしながら取り組んでいます。
書籍で基礎を学ぶ
まずは書籍で全体像をつかむことにしました。実際に読んで役立った本をいくつか紹介します。
ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)
初めてマーケティングを学ぶとなったときに、テキストばかりだと私は頭に入ってこないので、イラスト・図解が多いこちらの本にお世話になりました。
こちらを読むと、「おっこれは行動経済学に基づいてるな・・・💡」と気づける場面が日常に出てきて面白いです!

プリンセス・マーケティング 「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則
男性・女性関係なく、読んだ方が良い本だと思っています。勉強目的で買いましたが、女性と男性ってこんなにも考え方が違うのかと目からうろこで、あっという間に読み終えてしまいました。
特に女性向けの商材を扱っているのであれば、読んで損はないと思います!
売れるコピーライティング単語帖 増補改訂版 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2400
AIに聞けば、カンタンに良い感じのコピーを考えてくれます。もしかしたら必要ないのかもと思った時期もあったのですが、やはり自分の知識として蓄えておくとAIへのプロンプトもより正確になるので、一度は目を通しておくと強い味方になってくれる本だと思います。
自分で好きな印刷物を作る
学びといって良いのか分かりませんが・・・身銭を切ることは一番の学びになると思ってます!笑
私は、子どもの成長記録を三つ折りのパンフレットで作成しました!失敗したくないという思いの強さの文だけ(笑)、調べながら真剣に取り組めます!
スキル不足を感じても評価されるインハウスデザイナーになるために
スキル不足を感じると、不安になりますよね。でも、マーケティングや印刷の知識をプラスすることで、自分の価値を広げられそう・・・!と実感しています。
私もまだ勉強中で、「やっと分かってきた!」という段階ですが、それでも社内での会話や提案が前よりスムーズになったと感じています。何よりも信頼を得ることができているような気がしています。
少しずつ知識が増えて、デザインの業務と組み合わせられるようになるととても楽しいです!一緒にコツコツ頑張っていきましょう!
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